磁性ナノ粒子の磁気特性の原理解明と制御

ナノ構造体は、材料単体(バルク)とは異なるユニークな物性(磁性、電気、光学特性など)が現れます。

私たちは、強磁性的な性質を持つ磁性ナノ粒子に着目し、

それらが示す特異な物性を医療分野やスピントロニクスへ応用することを目指しています。

実際に磁性ナノ粒子を応用するためには、

ナノ粒子の形態(形状、構造)を制御し狙った物性を発現させる必要があります。

私たちは、ナノ粒子の各種物性測定(磁性、伝導性など)を通して、

機能性磁性ナノ粒子の最適化を目指し研究を行なっています。

 

 

主な研究テーマ

・酸化鉄ナノ粒子の形態制御

・磁気1次反転曲線(FORC)測定による磁化機構の解明

・中性子散乱による磁気構造の解明

・計算機によるスピン構造シミュレーション

・電子線ホログラフィ法による磁区構造の直接観察

 

 

左図:球状ナノ粒子 右図:八面体ナノ粒子
合成時間や薬品配合量を変化させて形状を制御することが出来る。

シミュレーションによるナノ粒子中の磁化状態の可視化